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事業承継事業承継のスムーズ化をはかる持株会社の作り方とは?

 

持株会社を使った事業承継とは?

 

 

 

「事業承継のために持株会社を作ったほうが良いと言われたが、どういうことだろうか?」

 

 

 

経営者の方からこのようなご相談を受けることがあります。

 

 

 

持株会社とは個人所有していた株式を代わりに所有する会社のことで、例えば新たに設立した会社に創業者が持つ自社株式をすべて移動した場合、その会社は新会社の100%子会社となります。

 

 

 

では、持株会社を利用した事業承継とはどのようなものでしょうか。

 

 

 

持株会社を利用した事業承継の場合、まず後継者の出資で新会社を設立し、その後に事業承継する会社の株式をオーナーから買い取って持株会社になります。

 

 

 

これによって経営権が親会社のオーナーである後継者に移り、事業承継が成立するのです。

 

 

 

このように持株会社を利用することで、事業承継をスムーズ化することができます。

 

 

 

親族関係によっては、自社株式を贈与で相続すると不公平感などでトラブルになる場合がありますので、その場合はこのように株式を買い取らせることでトラブルを防ぐ事ができるのです。

 

 

 

また、オーナーが株式を譲渡する場合の税金も20%の分離課税となるため、実効税率が高いオーナーにとっては有利となります。

 

 

 

持株会社化による株価引下げ

 

 

事業承継に持株会社を利用する方法として、事前に株価を引下げて節税効果を狙うものもあります。

 

 

 

まず、持株会社の保有する株式の評価額は、株式移転後の値上がり益の42%を控除して評価されるため、会社の業績が上がった場合にも株価の値上がりを抑えることができます。

 

 

 

更に、持株会社が3年以上事業を行ない総資産に対する株式の割合が50%を下回った場合は、株式評価額が類似業種比準価額となるため、評価額を大きく引き下げることができます。

 

 

 

このように株式評価額を引き下げてから事業承継することで、相続税を大きく節税することができるのです。

 

 

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