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会社買収赤字会社の買収時に発生するのれん代とは?

 

買収の際に発生する「のれん」とは何か?

 

 

みなさんは「のれん」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

 

これはラーメン屋の店先にかかっているのれんのことではありません。

 

 

通常、会社を買収する際の価格と買収された会社の純資産には差があります。

 

 

 

この買収の時に上乗せされている差額が、いわゆるのれん代と呼ばれるものです。

 

 

 

企業価値や人材、取引先など、帳簿上で評価することができない無形の資産である営業権が評価されたとして、買収の時には処理されます。

 

 

 

ただし、

支払った買収額と手に入れた純資産の差額が単純にのれん代とされるため、赤字会社を買収した場合など、実際の純資産よりも買収額の方が低い場合は「負ののれん」として表現されます。

 

 

 

赤字会社を買収時に発生する負ののれん

 

 

赤字会社が買収を受ける際の評価価格について、その赤字会社が持つ純資産より低くなり、負ののれんが発生する場合があります。

 

 

 

これは、通常ののれんと逆に、買収の際に赤字会社の経営状況などから、将来的にその赤字会社の資産価値が減る可能性が評価されたものです。

 

 

買収の後にリストラや退職などで多額の費用が発生する可能性があるときなどが含まれます。

 

 

では、

赤字会社は買収する価値がないのかといえば、そうではありません。

 

 

正ののれんは固定資産の減価償却と同じく、一定期間で償却する必要があり、このとき帳簿上で損失となります。

 

 

逆に、

負ののれんを同様に償却させると、帳簿上では利益を増やすことができます。

 

 

赤字会社を買収し、ノウハウを利用したり、経営上の問題を解決することで買収した赤字会社の業績を好転させることができれば、負ののれんの償却を含め、赤字会社の買収で大きく利益を上げることができるのです。

 

当社では赤字会社の売却、一般中小企業のM&Aのお手伝いをしております。

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